みなさん、こんにちは! ノーシュンです

皆さん、外出自粛しなければならない中、いかがお過ごしでしょうか?
僕は今就活の時期を迎えているのですが、
大学の授業を聞いたり、海外のニュースを読むにつれて
あれ?日本の労働環境って意外と変わっているのかな?と思うようになりました

そこで今回は日本人の働き方について、
海外メディアを元に調査したことをまとめていきたいと思います

いきなりですが、日本は 62位! と聞いて何のランキングの順位かわかるでしょうか?

これ「World Happiness Report」で発表された、
国民一人一人の幸福度ランキングにおける日本の順位なんです

いや~低い!! 低すぎる
こんなにインフラが整っていて生活が豊かであるというのに

ご参考までにその他の国のランキングです↓

1位 フィンランド
2位 デンマーク
3位 スイス
4位 アイスランド
5位 ノルウェー
6位 オランダ
7位 スウェーデン
  ・
  ・
18位 アメリカ
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  ・
  ・
61位 韓国
62位 日本                   World Happiness Report より引用

こうして見るとわかると思うのですが、ヨーロッパの国が多く上位にランクインしていますね。

調べてみると、
特に1位から3位の国では労働環境が非常に充実していることがわかりました。

そこで今回は1位から3位の国の労働環境について調べていきたいと思います!!

3位: スイス 労働時間と給与が理想の国

まずは3位のスイスから見ていきましょう!
スイスといえば、コーヒーで有名なネスレや時計を販売しているロレックスやタグホイヤーなどの企業がありますよね!

どのような背景からランキングが高いか見ていきましょう!

給与が高い

まず、給与が恐ろしいほど高いです

いや、ビックリして言葉を失っています、はい

2016年のOECDの発表によると
スイスの平均年収がなんと643万円!!! (5/10日時点)

これに比べて日本は432万円。
決して低くはないのですが、、差が大きく感じてしまいますね💦

法定休日が多い

スイスでは法定休日というのが導入されていて、
普通の休日以外に4週間の休日が設けられています。

加えてすごいのが、
一般的にスイスの企業はこれよりも多くの休暇を与えているようで、
2016年の Swiss statistics officeによると平均で5.12週も取られているようです

これだけあれば、年に3回は海外旅行に行けそうですよね!!

労働時間が少ない

スイスはなんと休日が多いことに加えて、1日あたりの労働時間が短いんです!
神かよスイス、、、

法律により企業がその人に求めることのできる労働時間は最大で週45時間
ということは1日最大で9時間!

あくまで最大なので、実際にはこれより少ない時間で働いている人が多いようです。

日本でも探せばこれくらいホワイトな会社がありそうなものですが
法律として定められているところがすごいですよね、、、



2位: デンマーク フレキシキュリティを実現する社会

さて、第2位はデンマークです!
デンマークの企業といえば、
子供たちが遊ぶレゴやビールのカールスバーグで有名ですが、
いったいどのような働き方をしているのでしょうか?

フレキシキュリティ社会

いや、いきなり何そのカタカナ。。。と思う方が多いと思いますが
この言葉はデンマーク社会を表現するのにとても重要な言葉なんです。

フレキシキュリティとは積極的労働市場政策モデルのことで
柔軟な労働市場(flexibility)と高い失業保障(security)を両立させた政策のことを指します。

具体的に何がすごいかというと、企業が簡単に雇用・解雇をすることができるんです。

え、それって辛くない? いきなりクビで無職。。。と思うかもしれませんが、
その後、再就職が容易なのがデンマークのフレキシキュリティ政策です。

例えば
・A-Kasseという失業保険基金に加入していれば、職を失った後、最大2年間失業給付を受け取れる
・デンマーク政府が、教育や職業訓練プログラムを実施し、失業者をできるだけ早く職場に戻すためのカウンセリングサービスを提供している。

このような背景からデンマークの人は職を失っても不安になることは少ないそうで、転職をすることでキャリアを前進させることに積極的なようです。

なんと毎年
民間企業に勤める25%の人が仕事を変えています!

ワークライフバランスの文化

デンマークの素晴らしいところは文化や彼らの生活感にも現れています
仕事よりも自分の生活を優先することを大切にし、家族や友人、同僚との時間を
大切にするといったワークライフバランスが取れている国であると言えます。

具体的なデータを見ていきましょう

・1年間で1563時間働く(OECD諸国での平均は1739時間)
・従業員は5週間の休暇の権利があり、子供が風邪をひいた初日は有給が取れる
・1日の68%(16.3時間)を自分の時間として過ごしている
・デンマークの母親の78%が子供が学校に通い始めると仕事についている

どれも驚愕の数字ですが、ここまで見るとなぜデンマークの幸福度が高いか
垣間見えた気がしますね!

1位: フィンランド 3年連続で最も幸福度の高い国

栄えある1位に輝いたのはフィンランドです!
フィンランドといえば携帯電話端末を製造しているノキアやムーミンで有名ですね!

柔軟な労働時間

もはやどの国にも言えることになってしまっているのですが
フィンランドは特に従業員に対して自由な時間で働くことを許可しているようです。

Grant Thorton社によると
2011年には、フィンランドが地球で最もフレキシブルな労働を提供していたようで、92%の企業が労働者にこれを許可していました。

(残念ながら日本での認可率は18%のようで、この記事でも自由な労働時間を求めるなら日本で勤めない方がいいと皮肉を言われています)

仕事やお金に対する考え方

フィンランドの労働環境を調べていたのですが、
ハッキリ2位や3位と比べて突出した制度の違いがあるかというと、
あまりないんですよね

もちろんワークライフバランスが取れていたり、
休日が多いことは挙げられるのですが、
それよりも人々の考え方や価値観に大きな違いがあると僕は思いました。。。

フィンランドは近隣諸国と比べてもGDPが高くないのですが
国民の方は募金や税金を払うことにためらいがないそうです。

そこには「信頼」があるから

政治における汚職がほとんどないため、
税金を払った分だけ自分たちのもとにケアとして返ってくるという考え方が広まっているようです

他にもチャレンジを機会であると捉える「シス(sisu)」の精神や
国土の75%が森林であるため、誰でも好きなように森をキャンプなどして使っていい権利があるなど
様々な背景でフィンランド人の寛容さを感じることができました

フィンランド人にとって仕事は二の次でどういう人生を送りたいか?
を何より重視されている気がします

最後に

いかがだったでしょうか?

どの国も仕事をしながら人生を楽しんで送ることの大切さを教えてくれた気がしますね。

日本での働き方と比べてみて感じたことは

どの国も日本にはない「安心」があることです。

やりたい仕事をやる、やりたくない仕事をやめる
僕は、これは当たり前のことだと思っています。

人生の大半を仕事をして生きてくわけですから、
これくらいの心持ちでないと身が持ちません

しかし、日本の場合、すぐ辞めると世間体を気にしてしまったり
再就職をするのが難しかったり、学歴がないといけなかったり。。。

など不安な点が数え切れないほどあります

幸福度の高い国では、再就職への援助が政府から提供されており
また、すぐ辞めたからといって非難されたり、皮肉を言われたりすることもありません。考えてみたら自分の人生なのに他人の目を気にするなんておかしいものです。

自分の軸を持って、楽しみながら
引き続き有益な情報を発信していけたらと思います

それでは

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